火星の解釈

西洋占星術初級講座(9)、火星の入る星座ごとの解釈をご紹介します。解釈例に過ぎないので囚われ過ぎないでください。アスペクトや度数によって若干、変わります。


ここでは例として火星を「目標に向かう燃料」として読んでいます。目標そのものではありません。

他に火星は「身近なトラブル」「運命を実行させるトリガー」として読みます。女性の場合、理想の恋人像として読むことがあります。


牡羊座の火星

火星が最も強力なエネルギーを発揮するため、暴走しやすくなります。衝動的で攻撃的、常に戦闘態勢のため周囲と衝突してトラブルを招きやすいと言えます。 良い方向に目標を定めたならこのエネルギーが最高の結果をもたらすでしょう。成功者ともなりやすいです。


牡牛座の火星

火星が最も抑制されます。目標に向かう動きは非常に鈍く、ほとんど停滞しているように見えます。 その代わりに信念は生涯一貫しています。悪く言えば頑固な人ですが、目標実現の際には溜め込んだエネルギーが強力な実行力となります。


双子座の火星

このサインにある火星は動きが軽くなり、様々な事柄へエネルギーが向かいます。目標実現までのスピードも速くなります。 しかしエネルギーが分散すれば力が弱くなるのは当然のことで、大きな目標実現には向きません。器用貧乏とならないよう注意。


蟹座の火星

水のサインである蟹座の中では火星のエネルギーが抑制されると誤解しがちですが、逆に沸騰した湯のような激しい行動を惹き起こします。 特に感情が刺激されたとき、自分が攻撃された時は水蒸気爆発のように癇癪を起こすため注意が必要です。激しい感情を自覚し意識してコントロールすることです。


獅子座の火星

このサインにある火星は牡羊座と同じく強いエネルギーを持ちますが、暴走するリスクは低くなります。太陽の指示待ちで動くため良い方向にエネルギーを使いやすいと言えます。 ただし目標が定まらないと鬱屈したエネルギーを抱えたままくすぶることになり、唐突に不満を爆発させがちになるでしょう。


乙女座の火星

乙女座の火星は牡牛座にある火星ほどの抑制を受けません。適度に暴走を抑えられて現実的な目標に動くことができます。理想的な形で火星を使役することも可能です。 ただしエネルギーを細部に向けてしまいがちとなるため、強迫観念に囚われてしまうこともあります。


天秤座の火星

波風立てないことを最善とする天秤座の中にある火星はうまく活動することができません。火星が活動することで今までの調和が崩れることを恐れるからです。 目標に向かおうとすると天秤座が立ち止まらせるため、火星のエネルギーが弱まります。優柔不断で行動力に欠けると見られがちです。


蠍座の火星

蟹座と同じように水の中の火星なので水蒸気爆発する恐れはありますが、蠍座は固定サインのため火星を統制することも可能です。 火星がよく訓練された軍人のように働き、上手に目標を達成することができます。問題は良き目標を持つかどうかです。嫉妬や恋愛の未練は遠ざけなければなりません。


射手座の火星

火星は一点に集中しないと力を発揮できませんが、射手座の興味は多岐にわたり分散してしまうのでエネルギーが惑います。 突飛な信念を抱いたり、過大な目標に囚われるなど誤った方向に突き進みがちです。常に正しい道を歩いているか確認する必要があるでしょう。


山羊座の火星

このサインの中では火星は最も理想的な活動力を与えられます。完璧に統制されたエネルギーが目標実現のために動くため、現実社会において成功しやすくなります。 自分の利益のためにのみエネルギーが使われるので過度に利己的となりやすい点、注意が必要です。


水瓶座の火星

改革者として行動する場合、火星のエネルギーは強力に発揮されます。 しかし水瓶座は実利のために火星を使うことがないので、日常においては火星のエネルギーは弱まります。通常は怠惰か、変わった目標に取りつかれて周囲を驚かせているでしょう。


魚座の火星

魚座にある火星も水蒸気爆発する恐れは残りますが、魚座の感情は分散しているため蟹座より遥かに安全です。 しかし他者への攻撃をしない代わりに、自己に対して過大な要求をすることがあります。夢は遠大となり非現実的となります。思想活動に囚われた場合、極端な自己犠牲に身を投じることがあります。


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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。