水星の解釈

西洋占星術初級講座(9)、水星の入る星座ごとの解釈をご紹介します。解釈例に過ぎないので囚われ過ぎないでください。アスペクトや度数によって若干、変わります。


【初級講座(9)ページから注意点、転載】

水星は学習に関わることから、よく「知力そのもの」と誤解されていますが、水星だけで知的能力の高低を読み取ることは不可能です。

知性の傾向はやはり、性格から来る思考パターンや職業適性と切り離せないものです。アセンダントやMCなどを分析して判断すべきことでしょう。

水星が表すのはあくまでも他者との繋がりに使うための表現能力、情報処理能力です。


牡羊座の水星

考えてから表現するまでのスピードが速いため、思ったことをすぐに口に出してしまうでしょう。 相手の反応を気にせず発言してしまい、不利な論争に巻き込まれることがあります。敵は多くなりますが、批評家としては有能です。


牡牛座の水星

考えを表現するまでに時間のかかるタイプです。その代わりに表現に重みが出ます。 言語には苦手意識を持ち、音楽やファッションでの表現を好む人もいます。勉強にも体感を取り入れたほうが習得しやすくなります。


双子座の水星

双子座の水星は最も活発となり、水星らしさを発揮します。コミュニケーションに優れ、情報処理の能力も発達するでしょう。 好奇心が旺盛となるためあらゆる分野の情報を仕入れようとする傾向があり、集中力に欠けるところは弱点です。


蟹座の水星

どのような知識でも溜め込むことができるので記憶力を求められる分野では優秀です。 表現においては感情が優先します。このため少し客観性に欠けた表現をしてしまいがちで、論理的表現が苦手となります。


獅子座の水星

オープンな表現をします。牡羊座と同様に思ったことをそのまま口にして不利益を被りがちですが、違うのは相手の反応に敏感なことです。 言語を使った芸術分野(たとえば文筆・演説・脚本)の理解力と表現力に長けます。


乙女座の水星

細かな情報を分析する能力が発達します。情報処理(IT系)の分野、研究の分野で能力が発揮されるでしょう。 弱点は細部の情報に集中し過ぎて全体が見えなくなりがちなことです。対人関係では神経質な表現が敬遠されるかもしれません。


天秤座の水星

人との交流に関する情報を素早く仕入れることができるため、人脈作りでは最高の能力を発揮します。 会話やメール文などでの表現もスマートで常識的です。ただあまりにも周囲に合わせ続けていると、個性的な自己表現が苦手となります。


蠍座の水星

情報を直観的に察知します。特に他人の心情を察知することに長け、相手には超能力のように感じられることがあります。 ただ表現することは苦手と感じるようです。蠍座の強い感情を表現するには水星では力不足のためです。このためストレスを抱えがちです。


射手座の水星

射手座の敏感さと好奇心旺盛さが増し、様々なことに関心を持つようになります。ただ全ての情報について等しく重大に思えてしまうため、視野は狭く、かつ分散します。 対人関係では常に態度が変化して周りを飽きさせませんが、少々信頼性に欠けます。


山羊座の水星

現実に役に立つ情報のみ仕入れようとするため、将来の可能性についての話を聞くことは苦手となります。 表現する際も数字や過去の実績を用いて説明するなど、実際的で論理的となります。人間関係については利己的とならないように注意が必要です。


水瓶座の水星

枠に囚われず広い分野からの情報を仕入れようとします。自由奔放な表現をしますが、客観性に裏付けられているため我がままな印象は与えないでしょう。 土地に縛られない交流を好むため、特にインターネットでの交流に長けます。


魚座の水星

水星の冷たい論理性と魚座のウェットな感受性は正反対であるため、このサインの水星は力を発揮しづらくなります。 他人の思惑を察知することには長けますが、自分の考えを表現することは難しいでしょう。時に直観をそのまま表現するため、混乱した思考の持ち主と見られることがあります。



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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。