第6ハウスの惑星と適職

西洋占星術初級講座(7)の補足で、第6ハウスに入る惑星/感受点で「適職」を読みます。


上の記事でも書いた通り、第6ハウスは「義務=負債、労働」「病」等とするのが本来の読み方です。

一般的な現代占星術で占われるように、前向きな「適職」と読むには疑問があります。

ただここでは「適職」を「労働」や「人生初めて負う義務」と読み替え、ポピュラーな占い方をご紹介しています。

現実の鑑定をしていると、確かに遠からず当たっていることが多いようです。特に若い方の就職を占うには妥当です。

中年期以降の転向、たとえば「唐突に夢にかられて始める起業」などの場合はMCを見てください。


第6ハウスに太陽がある

大企業のサラリーマンや公務員など、エリート的で公に誇ることの出来るような仕事が適職です。仕事を人生で最も大切なことと考えているため、就職すると仕事人間になりやすいでしょう。


第6ハウスに月がある

医療や介護、心理療法士など、人を癒し奉仕することで喜びを得られる仕事が適職です。自分自身が喜びを感じられるかどうかがポイントなので、単純労働は避けたほうが良いでしょう。


第6ハウスに水星がある

文書作成、秘書、研究職、コンサルタント、文筆業など、あらゆる知的労働が適職です。神経が細いところがあるので、心理的に負荷のかかる仕事は避けましょう。睡眠不足で倒れやすいので注意。


第6ハウスに金星がある

ファッション関係や芸術、金融業など、明るく派手で世間から注目を浴びる仕事に向きます。仕事が趣味と言えるほど楽しみを感じられるかどうかがポイントです。地味な仕事では長続きしないでしょう。


第6ハウスに火星がある

組織のトップや管理職など、自ら率先して動く仕事に向きます。肉体労働も厭わず引き受ける方です。仕事に並々ならぬ情熱を注ぐため、気付かないうちに限界を超えることがあります。過労に注意してください。


第6ハウスに木星がある

大勢の人と交流する事業主や営業職が適職です。人との縁を大切にするため、援助も受けやすいでしょう。仕事で飲食する機会も増えることから、お酒で体を壊しやすい傾向があります。飲み過ぎに注意です。


第6ハウスに土星がある

責任感と忍耐力は抜群なので、官公庁の職員など地味でも責任を求められる仕事に向きます。企業に入れば将来的に重役となる可能性はありますが、対人関係が苦手なので職場での不和に注意。


第6ハウスに天王星がある

科学技術の研究者、大学教授など、専門職に向きます。発明発見をする可能性も高いでしょう。周りの理解が得られず孤立することもありますが気にし過ぎないことです。気に病むと突如、体を壊します。


第6ハウスに海王星がある

文芸、音楽、絵画など芸術分野が適職です。神秘的な能力もあるので、スピリチュアル分野にも向きます。社会的な知識には疎いため堅い仕事には向きません。芸術的な感性を活かせる仕事を選んでください。


第6ハウスに冥王星がある

あまり注目を浴びることのない裏方の仕事が適職です。危険任務を担うような特殊な仕事にも向きます。やろうと決めた仕事には徹底的に全力を注ぐでしょう。「程々」を心がけてください。


【講座(7)よりポイント転載】

感受点が2つ以上ある場合は組み合わせで考えます。地球に近い惑星を優先して考えると現実的な適職が判断出来ると思います。また、年齢によって適職が変わることもあります。 (例:第6ハウスに木星と土星のある人→若い頃は営業職に向いていたが、晩年は重役に向くなど)

感受点が全くない場合は、第6ハウスのカスプがあるサイン(またはDSCサインの一つ前のサイン)の支配星で占う方法もあります。支配星については後述します。

ただ、第6ハウスに感受点がないということは世間的な仕事への関心が薄いということも表しているので、支配星で無理に適職を考える必要があるかどうかは疑問です。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。