12星座の基本解釈【山羊座】

最もオーソドックスな星座解釈をご紹介しています。

ページ下に「アセンダントの場合」「太陽の場合」ごとに見え方の違いを書きましたので、参考にしてください。

正しく性格鑑定する場合は度数ごとに分析する必要があります。


山羊座の分類

土・女性宮・活動宮


山羊座は土のエレメント(元素)に分類される星座です。

土のエレメントは安定的で抑制的。落ち着いた性質で感情も穏やかなため、周囲からの信頼を集めます。少し慎重過ぎるところがあり行動がワンテンポ遅れます。


山羊座の性格

十番目の星座である山羊座のキーワードは、「物質の支配」です。


山羊座は成熟しきった大人の星座と言えます。物質世界たる地上の社会を完全に知り尽くし、自分の支配下に置いている感覚にあります。

政治権力など現実の支配力を持つこともありますが、ほとんどの場合は意識として知り尽くしているという意味での“支配”です。隅々まで物質社会を熟知しているからこそ、自分と相手を比べ相手が上だと分かった時は自我を抑え付け、「長い物には巻かれろ」的な生き方をします。大企業に忠誠を誓い、その企業のなかで出世街道を歩むような人生を正道と考えます。


階級意識が特に強いことが山羊座の特徴です。

山羊座は世界を“山”と見ます。このため常に上下を見比べています。自分は山の頂上を目指しながら、遅れて来る者たちを見下ろしている状態です。

山羊座のクラシカルで品格ある振る舞いは、階級の分別をわきまえているからこそ滲み出てくるものです。

少し古臭い印象はあるのですが、礼儀を重んじる山羊座の態度を好ましく思う人も多いでしょう。


現実社会を知り尽くしている大人ですから、実務能力には長けています。

活動力があり政治力もあります。当然ながら社会で実際に出世しやすいでしょう。

真面目なのですが他人に対して厳し過ぎるところは注意が必要です。特に権力や高い地位を得た場合、下位の人へ横暴に振る舞いがちです。

“物質は既に支配した”という満足感があるため物欲は強くないほうで、高級品を買い漁る趣味はありません。服装はむしろ地味な印象です。権力を得てもその物欲のなさは変わりませんから、たとえ横暴であったとしても清貧な独裁者となります。

このため周囲は責めようがありません。倒しがたく強い支配者となり得ます。


最も恐れられる古典的な父親像、支配者像を持つのが山羊座と言えます。

人間関係における不器用さがあることは否めないでしょう。「堅い」「厳しい」と言われ避けられることは致し方ないとも言えます。

少しだけ周りに対する優しさを持てば好感度が増すと思います。


山羊座の一般的なイメージ

上記も踏まえ、世間で語られている山羊座の一般的なイメージを分かりやすくまとめてみました。


・大企業社員、政治家タイプ

・大人っぽい

・世間知に長けている

・地味だが品がある

・礼儀正しい

・真面目、厳格過ぎる

・野心家

・出世にこだわり過ぎる

・横暴、時に暴力的

・冗談が通じない

・愛情表現は苦手

・現実対応能力があり、目標を叶える力を持つ


アセンダントの場合

アセンダント星座(上昇宮)の場合、このステレオタイプな解釈のイメージで見るのが正解です。よく観察すれば、何をするときにもその行動のバックグラウンドに山羊座の個性を透かし見ることができるはずです。

無意識の癖であるため本人は自覚していないことがよくありますし、自覚している場合でも努力して隠していることがあります。特に社会人の場合は、職場で別の顔を持つことがほとんどです。

しかしプライベートな場など、ふと気を抜いた瞬間にこのアセンダント星座らしさが垣間見えるでしょう。

アセンダント星座はよく「第一印象」と言われますが、感性の鋭い人は初対面のコンマ数秒で本質を見抜いているものと思われます。その後印象が変わっても、付き合いが深くなりプライベートで会うようになると、「第一印象が正しかった」と知って驚くことはよくあります。


実際のアセンダント山羊座生まれ

アセンダントに山羊座がある人は清貧ながら薫り立つ品格があります。一点豪華主義で良質な物だけ身に付けている人も多いでしょう。

前半生まれには反抗精神を持ち子供っぽいタイプ、半ばには神経質で攻撃的なタイプもいますが、現実を見つめる目は鋭く時事の把握に長けます。本能的な上下意識を持ち相手が弱いと見ると強く出ることがあるので、足元を見られないよう注意したいものです。


太陽の場合

太陽星座は行動として表れます。

太陽は自分自身ではなく、今世で「模範とする星座」のイメージです。今世でこの星座のように振る舞おう、という決意をもって生まれてきています。

たとえるなら学校や職場で与えられる「こう生きなければならない」という行動指標のようなものです。アセンダント星座と太陽星座が同じ人は本質のまま生きられますが、アセンダントから太陽が離れている人は苦労するでしょう。


太陽が山羊座にある人は、社会で重要なポジションを得るため地道な努力をすることが課題です。社会にアンテナを張り自分のポジションを意識することで人生目標が達成されます。この太陽がうまく発揮されると、品格ある大人として社会上の信頼を得ます。高い地位や高収入を得ることも可能です。

うまく発揮されない場合は社会に対して批判的となり、立場から逃げるようになります。社会ルールを受け入れ学ぶことが必要です。

逆に山羊座の身に付け方を間違うと地位にこだわり過ぎる傾向が出ます。上の者にへつらい下の者に辛く当たるのはこのタイプ。山羊座らしさの演技が上滑りしてしまうようなら、本来の自分を少し表に出してください。無理は禁物です。


月の場合

月は慣れた振る舞いです。月が山羊座にある人は、前世で行動的に生きたのでしょう。

月は幼少期の行動パターンであり、自覚することの出来る内面ですから、「月星座こそが自分の根本個性だ」と勘違いすることがあります。また、月星座らしく生きることを「正しいこと」と信じている人も多いはずです。

しかし月は永く変わらない個性ではないので、この個性にしがみつく必要はありません。いずれ変わるものだと思ってください。


月星座に表れる性格は、宿曜占星術のほうが詳細で的確です。星座とあわせてご自分の宿を読んでみてください。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。