12星座の基本解釈【射手座】

最もオーソドックスな星座解釈をご紹介しています。

ページ下に「アセンダントの場合」「太陽の場合」ごとに見え方の違いを書きましたので、参考にしてください。

正しく性格鑑定する場合は度数ごとに分析する必要があります。


射手座の分類

火・男性宮・柔軟宮


射手座は火のエレメント(元素)に分類される星座です。

火のエレメントは積極的で行動的、陽性の性質を持ちます。明るい性質で情熱的、ポジティブです。その反面、繊細さには欠けており不器用とも言えます。


射手座の性格

九番目の星座である射手座のキーワードは、「挑戦と競争」です。


空へ放たれて遠く飛ぶ矢のように、目標を定めて一途に突き進む人です。

ただ自由な精神を持つ星座ですから、その目標とは一人生に一つだけとは限りません。ある夢を叶えれば次、次が叶ったらまた次、というように次々と目標を定めて突き進みます。

どうやら目標に向かうことそのものが好きなようです。

しかも他人と競争してトップを目指す状況であればより燃えます。ひとたび目標が定まり、さらにそれが他人と競争する状況であれば、他の物音など一切聞こえないほど集中して自己研さんに励むでしょう。


射手座の一つ前の星座は蠍座です。蠍座は密接な人間関係を築こうとする星座です。そこでは男女や年齢などの立場、地位は絶対的なものでした。

射手座はそのような立場や地位を非常に窮屈なものと感じます。

口癖は“フリーダム!”。

性別や年齢など関係なしにお互い挑戦し合い、フラットな立場で競い合うことを望みます。それは楽しみでもあるし、自分を鍛え上げるという目標のためでもあります。


スポーツなど競争が称賛される世界でその性格が発揮されれば良いのですが、射手座の闘争心はところ構わずなので時々周りに迷惑をかけます。

特に酒の席では注意してください。議論好きで周囲に論戦を吹っ掛ける癖があります。しかも哲学に興味があるものですから、むやみに理屈っぽい象徴論で攻めますので相手は辟易します。

またどれほど地位の高い相手であろうと構わず対等に議論しようとしますので、トラブルを起こすこともあるでしょう。


人畜無害の見た目に似合わず、射手座は腹芸も得意なのですが(腹芸とは腹に本心を隠して人と交渉すること。実は射手座は交渉の名手です)、政治などドロドロした世界にいたのでは射手座自身が参ってしまいます。射手座は不正が大嫌いだからです。

出来ればスポーツかそれに似た世界で生きることをお奨めします。


射手座の一般的なイメージ

上記も踏まえ、世間で語られている射手座の一般的なイメージを分かりやすくまとめてみました。

・スポーツマンタイプ

・永遠の夢見る少年

・よくリーダーに推薦されるが、面倒を嫌い逃げ回る

・お気楽、ご気楽、楽天主義(に見える)

・自由が好きだと公言している

・内面は神経過敏

・腹芸が得意、交渉術に長ける

・徹底的な負けず嫌い、競争好き

・ひどい議論好き(特に酒の席でひどい)

・哲学好き、誇大な概念に取り憑かれることがある

・汚いことは大嫌い、不正はしない

・基本的に爽やかな性質で人に好かれる


アセンダントの場合

アセンダント星座(上昇宮)の場合、このステレオタイプな解釈のイメージで見るのが正解です。よく観察すれば、何をするときにもその行動のバックグラウンドに射手座の個性を透かし見ることができるはずです。

無意識の癖であるため本人は自覚していないことがよくありますし、自覚している場合でも努力して隠していることがあります。特に社会人の場合は、職場で別の顔を持つことがほとんどです。

しかしプライベートな場など、ふと気を抜いた瞬間にこのアセンダント星座らしさが垣間見えるでしょう。

アセンダント星座はよく「第一印象」と言われますが、感性の鋭い人は初対面のコンマ数秒で本質を見抜いているものと思われます。その後印象が変わっても、付き合いが深くなりプライベートで会うようになると、「第一印象が正しかった」と知って驚くことはよくあります。


実際のアセンダント射手座生まれ

前半生まれは無邪気で闘争心に溢れ、半ば以降生まれは哲学や精神性の高いものに惹かれます。どの度数でも共通しているのは自分磨きが好きなところです。

明るくて気さくな雰囲気を持ちますが、他の火の星座に比べて射手座は少々大人です。好きな相手には遠慮せず近付くものの、断られたら無理強いはしないでしょう。自分が縛られるのが嫌いなので相手を縛ることもしません。むしろこの人を縛り過ぎると放浪の旅に出てしまいますから、束縛しないようにしましょう。


太陽の場合

太陽星座は行動として表れます。

太陽は自分自身ではなく、今世で「模範とする星座」のイメージです。今世でこの星座のように振る舞おう、という決意をもって生まれてきています。

たとえるなら学校や職場で与えられる「こう生きなければならない」という行動指標のようなものです。アセンダント星座と太陽星座が同じ人は本質のまま生きられますが、アセンダントから太陽が離れている人は苦労するでしょう。


太陽が射手座にある人は、良きライバルとともに高く遠い夢を目指して進む必要があります。多少背伸びをしなければ届かないものを目指し、訓練することで人生目標が達成されます。太陽がうまく発揮されたなら、若々しい精神を持つ爽やかなリーダーとして人々が自然に従うでしょう。

うまく発揮されない場合は怠惰となり、低い目標で満足するようになります。自分磨きを忘れないことが必要です。

逆に射手座の身に付け方を間違うと、闘争心だけが空回りすることがあります。他人ばかりを基準として自己研鑽を忘れるのはまずい傾向です。射手座らしさの演技が上滑りしてしまうようなら、本来の自分を少し表に出してください。無理は禁物です。


月の場合

月は慣れた振る舞いです。月が射手座にある人は、前世で高潔な目標に生きたのでしょう。

月は幼少期の行動パターンであり、自覚することの出来る内面ですから、「月星座こそが自分の根本個性だ」と勘違いすることがあります。また、月星座らしく生きることを「正しいこと」と信じている人も多いはずです。

しかし月は永く変わらない個性ではないので、この個性にしがみつく必要はありません。いずれ変わるものだと思ってください。


月星座に表れる性格は、宿曜占星術のほうが詳細で的確です。星座とあわせてご自分の宿を読んでみてください。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。