12星座の基本解釈【乙女座】

最もオーソドックスな星座解釈をご紹介しています。

ページ下に「アセンダントの場合」「太陽の場合」ごとに見え方の違いを書きましたので、参考にしてください。

正しく性格鑑定する場合は度数ごとに分析する必要があります。


乙女座の分類

土・女性宮・柔軟宮


乙女座は土のエレメント(元素)に分類される星座です。

土のエレメントは安定的で抑制的。落ち着いた性質で感情も穏やかなため、周囲からの信頼を集めます。少し慎重過ぎるところがあり行動がワンテンポ遅れます。


乙女座の性格

六番目の星座である乙女座のキーワードは、「能力の発揮」です。


個性を自己発信するばかりの獅子座を眺め、“あれでは駄目だ。周りが求める自分を作り上げ、提供していかなければ”と思っているのが乙女座です。

獅子座が純然たる芸術家だとすれば、乙女座は客の要求に応える職人。

自己発信で空回りしてしまえば能力は棄てたも同然です。せっかくの能力を活かすためにはまず周りに必要とされる人間にならなければならない、すなわち売れるためには“市場の要求”を吸い上げてそれに合わせた商品を提供しなければなりません。


社会に役立つ人材となること、会社に必要とされる人材となること等が乙女座の最大のテーマとなります。

そのために幼い頃から将来を見据えて地道な努力を続けます。勉強であれスポーツであれ、毎日の自分磨きを惜しまないため目指した分野で職人の域に達するプロフェッショナルとなり得ます。

気質は地味ですが細かい仕事に向きます。細部をおろそかにしないので、分析力もあります。手仕事には適性がありますが、データや数字をおろそかにせず分析力があることから研究職でも能力を発揮するはずです。


「空気を読んで周りに合わせて自己形成する」

と言っても、乙女座の場合、自分を失って完全に周りの色に染まりきることはしません。乙女座には自我があり自分自身を社会で役立てることが目標です。だから自分の要求を抑え込み周りに合わせてはいるのですが、芯のところでは頑なに守る自己があります。

このことから乙女座の態度は自然と防衛的になります。

神経質で潔癖症なところがあるのはこの防衛本能からでしょう。

大雑把な性格で細部をおろそかにする人、ルール(周りの要求)を守らない人を見ると苛々するのは自己の安全をおびやかされると感じるからでしょうが、その苛々を口に出せば「細かい人」、「狭量な人」と言われて周りが寄りつかなくなることがあります。

ただ乙女座の人がルールを破らないことは皆も承知していますので、信頼感は抜群です。「細かい」と言われ嫌われたとしても、いざとなれば優秀な人材として頼られるでしょう。


乙女座の一般的なイメージ

上記も踏まえ、世間で語られている乙女座の一般的なイメージを分かりやすくまとめてみました。

・職人、研究員タイプ

・明瞭な分析力がある

・細部をおろそかにしない

・繊細な気づかいに長ける

・神経質、清潔好き

・潔癖症

・細かい指摘が多い、小言を言う

・自己保身に走りがち

・理想が高い

・完璧主義者

・地味な言動

・悪事はしないため信頼性抜群


アセンダントの場合

アセンダント星座(上昇宮)の場合、このステレオタイプな解釈のイメージで見るのが正解です。よく観察すれば、何をするときにもその行動のバックグラウンドに乙女座の個性を透かし見ることができるはずです。

無意識の癖であるため本人は自覚していないことがよくありますし、自覚している場合でも努力して隠していることがあります。特に社会人の場合は、職場で別の顔を持つことがほとんどです。

しかしプライベートな場など、ふと気を抜いた瞬間にこのアセンダント星座らしさが垣間見えるでしょう。

アセンダント星座はよく「第一印象」と言われますが、感性の鋭い人は初対面のコンマ数秒で本質を見抜いているものと思われます。その後印象が変わっても、付き合いが深くなりプライベートで会うようになると、「第一印象が正しかった」と知って驚くことはよくあります。


実際のアセンダント乙女座生まれ

どの度数生まれでも共通して、職人気質な人が多いです。特に前半生まれの人は集中力が高く、仕事や研究に没頭し過ぎることがあります。

「乙女」という柔らかな言葉のイメージからかけ離れた、地味で着飾らない人が多いので、むしろ男性的に見えることのほうが多いでしょう。男女ともに恋愛は苦手なようですが、女性の場合は質素ながら抑えた色香が魅力的です。


太陽の場合

太陽星座は行動として表れます。

太陽は自分自身ではなく、今世で「模範とする星座」のイメージです。今世でこの星座のように振る舞おう、という決意をもって生まれてきています。

たとえるなら学校や職場で与えられる「こう生きなければならない」という行動指標のようなものです。アセンダント星座と太陽星座が同じ人は本質のまま生きられますが、アセンダントから太陽が離れている人は苦労するでしょう。


太陽が乙女座にある人は、役割を得るために何か一つの分野を極める必要があります。職業やスポーツ、家事等の役割を極めることで人生目標が達成されます。職人としての役割が認められたなら、なくてはならない人として重要な扱いを受けるでしょう。

この太陽がうまく発揮されないと自分の役割を見失って不安を覚えます。こつこつと得意なことを続けていく必要があります。

逆に乙女座の身に付け方を間違うと、過剰に仕事をやり過ぎることがあります。表向き細かいルールを主張して迷惑がられるのもこのタイプです。乙女座らしさの演技が上滑りしてしまうようなら、本来の自分を少し表に出してください。無理は禁物です。


月の場合

月は慣れた振る舞いです。月が乙女座にある人は、前世で真面目一筋生きたのでしょう。

月は幼少期の行動パターンであり、自覚することの出来る内面ですから、「月星座こそが自分の根本個性だ」と勘違いすることがあります。また、月星座らしく生きることを「正しいこと」と信じている人も多いはずです。

しかし月は永く変わらない個性ではないので、この個性にしがみつく必要はありません。いずれ変わるものだと思ってください。


月星座に表れる性格は、宿曜占星術のほうが詳細で的確です。星座とあわせてご自分の宿を読んでみてください。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。