12星座の基本解釈【獅子座】

最もオーソドックスな星座解釈をご紹介しています。

ページ下に「アセンダントの場合」「太陽の場合」ごとに見え方の違いを書きましたので、参考にしてください。

正しく性格鑑定する場合は度数ごとに分析する必要があります。


獅子座の分類

火・男性宮・不動宮


獅子座は火のエレメント(元素)に分類される星座です。

火のエレメントは積極的で行動的、陽性の性質を持ちます。明るい性質で情熱的、ポジティブです。その反面、繊細さには欠けており不器用とも言えます。


獅子座の性格

五番目の星座である獅子座のキーワードは、「個性の発揮」です。


火のなかの火の星座、と言える星座です。

まさに燃え盛る火のように激しく上昇志向で、自己実現をしようとします。

この一つ前の星座の蟹座は、家族などの共同体のなかで生きようとしていました。共同体という箱に閉じ込められた息苦しい生活の反動から、一気に個人性を爆発させて外へ出て行こうとしているのが獅子座です。


獅子座の人は自己実現のために自分を演出しなければなりません。

このため演出能力に長けています。

自分という役者のために舞台を選び、その舞台に相応しい衣装を身に付けて演技をする。役者も演出家も全て出来る名プロデューサーです。


ただ、しばしばその演出が過剰になり空回りを起こすことがあります。

獅子座が「派手好き」と言われているのは、自己演出のためについつい過剰に着飾り過ぎてしまうことが多いからでしょう。光り物が好きだとかブランド志向だと陰口をたたかれているのも、ブランドという権威で自己イメージを大きく見せたいという欲求からだと思われます。

獅子座は純然たる芸術家としての演出家ですので、「自己発信」が本分です。

最も苦手なのは観客たる周囲の「空気を読む」ことです。いや苦手と言うよりも始めから他人の心を読む必要があるとはさらさら思っていません。

もし観客の気持ちを読む気があれば、観客が好むイメージ(ニーズ)に合わせて自分を演出することも可能なのですが、観客に媚びるような態度を獅子座は「姑息」と思っていますのではなから合わせる気はないわけです。


このため、獅子座は独善的で我がままな人に見え、周囲から浮いてしまうことがよくあります。

しかし獅子座が自己演出しているのは、あくまでも周囲に自分を分かってもらい周囲と共鳴するためです。

本当は寂しがり屋で人を求めているはずです。獅子座の本来の目的は、人と伴に燃え上がることです。

このことに獅子座の人自身も気付き、強がりをやめる必要があります。


獅子座の一般的なイメージ

上記も踏まえ、世間で語られている獅子座の一般的なイメージを分かりやすくまとめてみました。

・王様タイプ(あるいは御曹司タイプ)

・プライドが高い、故に頑張り屋(自己研さんに努める)

・独善的、我がまま

・空気が読めない、空回りしがち

・子供っぽい無邪気さを持つ

・浪費癖がある

・名誉や出世を求める

・仕事は有能、敏腕

・疲れを知らない強靭な体力

・ロマンチスト

・本質は寂しがり屋で人間が大好き

・情に厚く、人間味があり世話好き


アセンダントの場合

アセンダント星座(上昇宮)の場合、このステレオタイプな解釈のイメージで見るのが正解です。よく観察すれば、何をするときにもその行動のバックグラウンドに獅子座の個性を透かし見ることができるはずです。

無意識の癖であるため本人は自覚していないことがよくありますし、自覚している場合でも努力して隠していることがあります。特に社会人の場合は、職場で別の顔を持つことがほとんどです。

しかしプライベートな場など、ふと気を抜いた瞬間にこのアセンダント星座らしさが垣間見えるでしょう。

アセンダント星座はよく「第一印象」と言われますが、感性の鋭い人は初対面のコンマ数秒で本質を見抜いているものと思われます。その後印象が変わっても、付き合いが深くなりプライベートで会うようになると、「第一印象が正しかった」と知って驚くことはよくあります。


実際のアセンダント獅子座生まれ

天真爛漫な明るさを持つのは、他の惑星ではなくアセンダントに獅子座がある人だけです。無邪気で親しみのあるキャラクターは人を惹きつけます。

前半生まれの人は自信がなく怯えた様子もありますが、遠慮をしない子供のような無邪気さは獅子座全体に共通しています。よく「ジャイアン」に喩えられる我がままなところは、自分中心に世界が回っていると信じている獅子座ならでは。何でも言うことを聞いていると際限がなくなるため、周りが限界を決めて要求をコントロールする必要があります。


太陽の場合

太陽星座は行動として表れます。

太陽は自分自身ではなく、今世で「模範とする星座」のイメージです。今世でこの星座のように振る舞おう、という決意をもって生まれてきています。

たとえるなら学校や職場で与えられる「こう生きなければならない」という行動指標のようなものです。アセンダント星座と太陽星座が同じ人は本質のまま生きられますが、アセンダントから太陽が離れている人は苦労するでしょう。


太陽が獅子座にある人は、自分を看板として人生を演出することを課題として生まれてきています。表舞台に立ち自己表現していくことで人生の目標が叶えられるでしょう。この太陽が発揮されると、自分が嵐を起こしその中心にいるように感じられるはずです。

うまく発揮されない場合はむしろ引っ込み思案となります。自分の名や顔を明かし、少しずつでも表に出ていく必要があります。

逆に獅子座の身に付け方を間違うと、過激な自己演出に走ることがあります。芸術分野では大成功する可能性がありますが、一般社会ではただ目立ちたがりなだけと思われマイナスでしょう。獅子座らしさの演技が上滑りしてしまうようなら、本来の自分を少し表に出してください。無理は禁物です。


月の場合

月は慣れた振る舞いです。月が獅子座にある人は、前世で注目を浴びざるを得ない状況に置かれたのでしょう。

月は幼少期の行動パターンであり、自覚することの出来る内面ですから、「月星座こそが自分の根本個性だ」と勘違いすることがあります。また、月星座らしく生きることを「正しいこと」と信じている人も多いはずです。

しかし月は永く変わらない個性ではないので、この個性にしがみつく必要はありません。いずれ変わるものだと思ってください。


月星座に表れる性格は、宿曜占星術のほうが詳細で的確です。星座とあわせてご自分の宿を読んでみてください。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。