12星座の基本解釈【蟹座】

最もオーソドックスな星座解釈をご紹介しています。

ページ下に「アセンダントの場合」「太陽の場合」ごとに見え方の違いを書きましたので、参考にしてください。

正しく性格鑑定する場合は度数ごとに分析する必要があります。


蟹座の分類

水・女性宮・活動宮


蟹座は水のエレメント(元素)に分類される星座です。

水のエレメントは情緒的で受動的です。優しくて同情心に富みますが、水と同じく不安定な性質を持ちます。他者の影響を受けやすくもあります。

 

蟹座の性格

四番目の星座である蟹座のキーワードは、「家族との絆」です。


双子座で社会人デビューした若者がここで家族を持つイメージです。

蟹座は人との深い絆(共同意識)を求めます。絆を結ぶ相手は家族などの数人であることもあるし、国家という巨大な集合体であることもあります。

蟹座の人は家庭を大切にしますが、この家が国“家”へ拡大されても同じです。小さくても大きくても家は家、ということです。

このため蟹座は少々危険な全体主義を象徴することもあります。民主主義で自由ながら個人がバラバラな方を向いて暮らしていた国へ、あるとき一つの思想が投げ込まれ、皆がわっと同じ方向に駆け出す。こんな状態を示すシンボルも蟹座です。


水の性質そのままに何でも受け入れる蟹座は、共感力が発達します。人の気持ちに共感してうまく反応することが出来るでしょう。

優しく親切で家庭的。他人の世話を焼くことが好きです。

家族が出来ればもちろん大切にすると思います。気付けばいつも家族といます。家族サービスを頑張ってしていると言うよりも、家族と過ごす時間を最も心地良く思う人です。

ただ逆に全く家庭をかえりみず外の世界ばかりに目を向けてしまう蟹座の人もいるでしょう。この場合は上に書いている通り、より大きな集団を“家族”とみなしていることがあります。身近なところでは一族や村落などの共同体、よくあるパターンでは「会社の社員を家族」と見る考え方、大きなところでは「国家」や果ては「人類」まで蟹座の家族となり得ます。


共感力が発達していて優しいのは良いことなのですが、あまりにも他者の価値観の影響を受けてばかりいると自分を見失い混乱します。

感受性が強過ぎて神経過敏になりがちなところも注意してください。


蟹座の一般的なイメージ

上記も踏まえ、世間で語られている蟹座の一般的なイメージを分かりやすくまとめてみました。


・優しいお父さん、お母さんタイプ

・感受性が豊か

・情に厚い

・親切で世話好き

・感覚で判断する

・論理的な話が苦手

・自己主張が弱い

・他人に影響されやすい

・神経過敏

・感情が変化しやすい

・唐突に切れることがある

・粘り強さ、集中力を持つ


アセンダントの場合

アセンダント星座(上昇宮)の場合、このステレオタイプな解釈のイメージで見るのが正解です。よく観察すれば、何をするときにもその行動のバックグラウンドに蟹座の個性を透かし見ることができるはずです。

無意識の癖であるため本人は自覚していないことがよくありますし、自覚している場合でも努力して隠していることがあります。特に社会人の場合は、職場で別の顔を持つことがほとんどです。

しかしプライベートな場など、ふと気を抜いた瞬間にこのアセンダント星座らしさが垣間見えるでしょう。

アセンダント星座はよく「第一印象」と言われますが、感性の鋭い人は初対面のコンマ数秒で本質を見抜いているものと思われます。その後印象が変わっても、付き合いが深くなりプライベートで会うようになると、「第一印象が正しかった」と知って驚くことはよくあります。


実際のアセンダント蟹座生まれ

どの度数生まれの蟹座でも、包み込むような優しさがあります。気遣いにも長けるため穏やかな態度で傷付いた人を癒そうとします。

全体主義に走りがちで過激になりがちなのは特に前半生まれ。蟹座が攻撃的になるのは自分や家族の身に危険が及ぶと感じているからでしょう。概ね日常生活を大切にする善良な人です。子供にかける愛情は人一倍強く、実際に子だくさんの人も見かけます。


太陽の場合

太陽星座は行動として表れます。

太陽は自分自身ではなく、今世で「模範とする星座」のイメージです。今世でこの星座のように振る舞おう、という決意をもって生まれてきています。

たとえるなら学校や職場で与えられる「こう生きなければならない」という行動指標のようなものです。アセンダント星座と太陽星座が同じ人は本質のまま生きられますが、アセンダントから太陽が離れている人は苦労するでしょう。


太陽が蟹座にある人は、温かい心で人に奉仕し、家族など身近な人を大切にする必要があります。家庭や小さなグループ、会社組織などの絆こそが目標達成を後押ししてくれるはずです。この太陽が発揮されたなら、つつましくも温かい人々に囲まれた豊かな人生となるでしょう。

太陽がうまく身に付かないと家族や親友に冷たい態度を取りがちとなります。地味でも小さな幸福を求めるようにしてください。

逆に蟹座の身に付け方を間違うと、優しさの押し売りをすることがあります。一般的に理想とされる家庭を持つことが出来なかった場合は、義務を果たしていない気がして自分を責めるかもしれません。蟹座らしさの演技が上滑りしてしまうようなら、本来の自分を少し表に出してください。無理は禁物です。


月の場合

月は慣れた振る舞いです。月が蟹座にある人は、前世で温かい家庭を持つことを第一と考えていたのでしょう。

月は幼少期の行動パターンであり、自覚することの出来る内面ですから、「月星座こそが自分の根本個性だ」と勘違いすることがあります。また、月星座らしく生きることを「正しいこと」と信じている人も多いはずです。

しかし月は永く変わらない個性ではないので、この個性にしがみつく必要はありません。いずれ変わるものだと思ってください。


月星座に表れる性格は、宿曜占星術のほうが詳細で的確です。星座とあわせてご自分の宿を読んでみてください。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。