【翼宿】貴族出身の騎士団長

よくしゅく/和名:たすき

前世の人物像「貴族出身の騎士団長」


この占いについて 解説・目次


前世のあなた

前世のあなたは正統派のリーダーでした。

由緒正しき家柄に生まれた可能性が高いでしょう。その家柄ゆえに自動的に領土や役職を得、誇りをもって勤めあげた人物と思われます。たとえば若い頃は騎士団を率いて主君を守り、後に先祖代々からの領土を継いで城主となった、など。女性の場合も“お嬢様”、“お姫様”で、良家に嫁ぎ責任をもって家を守っていたでしょう。


気品に溢れる人物で、自然に身に付けた自信と風格を持っていました。

優雅な物腰も幼い頃からの環境で身に染みていたかと思います。

礼儀正しく穏やかな、いかにも貴族らしい雰囲気の人でしたが甘えたところは少なく、むしろ潔癖で完璧主義なところがありました。計算処理などの実務能力もあったため評価は高く、周囲から引き立てられ重用されています。

状況によっては担がれて高い地位に押し上げられたことも考えられます。

しかしそんな場合もあなたは拒むことなく、素直に地位を受け入れて役を勤めたのでした。


根本的に正義の人だったと思います。

常に“善”とは何かを考え、“正義”にかなうことをしようと心がけていました。

領民を愛し、慈しむことも惜しみませんでした。

周りに担がれて高い地位に押し上げられ、権力闘争に巻き込まれることになり大変な苦労をしたかもしれません。

それでも愚痴一つ言わず周りの望むままの役をこなそうとしたのは、あなたの根底に人に施しをしようとする慈悲が備わっていたからでしょう。

苦労をしながらも有意義な人生を送られたと言えるのではないでしょうか。


今世の幼少期~青年期

魂は前世で過ごした人生を今世でも引きずります。

これはボールが転がる様子と似ています。一度加えられたある力の作用は、他の力が加えられない限りそのままボールの転がる軌道に影響を与え続けます。魂も同じで、前世で得た生き方の作用は今世に伝わります。このため魂は直前の過去世で過ごした人生と、どこかしら共通する境遇や性格に生まれるのです。(注意:財力や家族の人数など、全てが完全に同じまま生まれ変わるという意味ではありません。変わらないのは特に、性格です)

このような魂の軌道を変えるためには、生きているうちに行動して別の力の作用を加えることがどうしても必要です。死ぬだけで劇的に性格が変化すること、つまり「別人に生まれ変わる」ことは決してありません。


~ここから下は前世の晩年が、今世の前半に最も自然に影響している場合を例として書きます。人によって前世の影響の表れ方は違いますし、指導霊のアドバイスで大きく環境を変えることもあります。また、前世で計画されていた課題を全うせずに亡くなった方の場合は、前世と同じテーマを始めから生き直すことになります。今の自分がどのような状態で生まれたかを知るためには、ホロスコープ(出生チャート)を詳細に読む必要があります。詳しくは、コラムで書きます。~


翼宿の子はどこか気品があり物越しが穏やかです。

明るく爽やかな優等生で、リーダーシップがあります。しばしば学級委員長や生徒会長に推されることがあるかもしれません。そんな時はあえて拒絶せず受け入れ、頑張ろうとします。始め周りから推されて立候補したのにいつの間にか一番懸命に選挙活動をしていたりします。

根は正義感ある完璧主義。勉強に対してもスポーツに対しても真面目です。明るい性格だけれども、実は神経質なところもあります。

そんなところが時に刺々しくも見え、周りを寄せ付けない雰囲気を醸し出すかもしれません。


社会に出てからはその能力の高さから注目され、引き立てられやすいです。

「君子の星」と言われているように政治や企業で権力を得ることもありそうです。もともと人を率いる能力があるのですから、高い役職には向いています。

ただ向いているだけに、地位を得れば積極的に仕事をこなそうと張り切ります。張り切り過ぎて、独善的となり強硬な政策を推し進めようとする人もいるようです。

周りの人々に厳しく接するようになる傾向もあります。

ルール違反者や仕事をさぼる人間に対しては、見た目の穏やかさからは想像もつかない強い態度で怒ります。そして厳しい処罰を下すでしょう。

完璧主義ゆえに失敗を恐れ、いい加減な仕事をしている部下は特に許すことが出来ないのです。神経質さが前面に出てヒステリックな毒舌で部下を戒めるようになったら注意が必要です。下から怨嗟の声が上がり立場が危うくなるかもしれません。


また人に尽くすタイプ全てに言えることですが、あなたも他人に頼ることが苦手なようです。

真面目に何もかも背負い過ぎて役に押しつぶされ、ストレスで倒れることのないよう注意してください。

音楽など優雅な趣味を持つとストレス発散となるでしょう。くれぐれも酒・タバコに走らないよう。

遠方に縁があるようですので、頻繁に海外旅行したりすると良いかもしれません。海外留学や、外国人と結婚する人も多いようです。

恋愛に関しては真面目ですが、我慢強さが仇となり浮気されても黙っているなど耐える傾向にあります。


今世をどう生きるべきか

来世のあなたの宿はまだ定まっていません。

今世の生き方によって来世も再び今と同じ宿になるか、それとも全く別の宿になるかが決まります。

来世を選ぶのは今世のあなた自身です。


翼宿の人は少し完璧主義を改めましょう。

疲れてきたら肩の荷物を少しだけ降ろして、リラックスすることです。

全ての仕事を同等に、完璧にこなす必要はないのです。

力の抜きどころを覚えてください。

まずは深呼吸してざっと全体を見渡し、重要なところとそうでもないところを見分ける。優先順位をつけていって出来るところから先に手をつけていく。

それでもこなしきれない量の仕事があるなら、それはもう人間の出来る範囲を超えているというだけのことです。そのまま背負い続ければ過労で倒れます。

もし可能であれば、役を断るということも選択肢として考えてみたらいかがでしょうか。


案外、「自分でなければ出来ない仕事」は少ないものです。(ということに実は、倒れた後で気付きます。死んでしまったら後の祭りです)

少しは他人を信じて頼りたいものです。


何より自分自身に対する高望みを改めたほうが良いかもしれません。

あなたは確かに能力があるけど、押し付けられたものを何もかも背負えるスーパーヒーローではないのです。そしてそれでいい。普通の人間で充分ではないでしょうか。

せっかく新しい命を得たのだから、今世では与えられた役だけではなく自分の好きな道も見つけていきましょう。


原典引用

『此の宿に生まれし人、鞍馬に乗り車牛を馭するを愛す。喫用を布施し、処に触れて遊従す。穏やかに語り、音楽謡曲を愛し楽しむ。闘争は宜しからず。執念深く口に毒あり、自然憎まれ勝ちなれば慎むべし。』

出典「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」

秘伝 密教宿曜占星術 (エルブックスシリーズ)より再引用


注意書き

この占いは簡易版です。このページで表現した「前世」の内容は大まかなイメージですから、あなたの前世が完全にこの通りだと思い込み過ぎる必要はありません。ご自分の魂の軌跡について、もう少し詳しく知りたい方は「コラム」へ。

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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。