【鬼宿】器の大きな親分

きしゅく/和名:たまほめ

前世の人物像「器の大きな親分」


この占いについて 解説・目次


前世のあなた

前世のあなたは義理人情に厚く、友を大切にした人でした。

乱世においては軍閥の頭領だった可能性が高いし、平和時においても組織の親分だったり、大家族の肝っ玉母さんだったでしょう。多くの人々を率いてまとめ面倒を見た人です。

大物なのですがまるで子供のように素直で、明るく純粋な人柄でした。このため人々はあなたを恐れて従うと言うよりも、好いて慕ってどこまでも付いて行ったという感じです。

先頭に立って時代を動かす能力があり、また強運もありました。もしかしたら歴史に残る大事業を成し遂げた英雄だったかもしれません。


波乱万丈、ドラマティックな人生だったと言えます。

常に危険と隣り合わせの生き方をしていたので、もしかしたら長くは生きていないかもしれません。

しかし短くも純真さをもって時代を駆け抜けたあなたの人生は、流星のように輝いたでしょう。


今世の幼少期~青年期

魂は前世で過ごした人生を今世でも引きずります。

これはボールが転がる様子と似ています。一度加えられたある力の作用は、他の力が加えられない限りそのままボールの転がる軌道に影響を与え続けます。魂も同じで、前世で得た生き方の作用は今世に伝わります。このため魂は直前の過去世で過ごした人生と、どこかしら共通する境遇や性格に生まれるのです。(注意:財力や家族の人数など、全てが完全に同じまま生まれ変わるという意味ではありません。変わらないのは特に、性格です)

このような魂の軌道を変えるためには、生きているうちに行動して別の力の作用を加えることがどうしても必要です。死ぬだけで劇的に性格が変化すること、つまり「別人に生まれ変わる」ことは決してありません。


~ここから下は前世の晩年が、今世の前半に最も自然に影響している場合を例として書きます。人によって前世の影響の表れ方は違いますし、指導霊のアドバイスで大きく環境を変えることもあります。また、前世で計画されていた課題を全うせずに亡くなった方の場合は、前世と同じテーマを始めから生き直すことになります。今の自分がどのような状態で生まれたかを知るためには、ホロスコープ(出生チャート)を詳細に読む必要があります。詳しくは、コラムで書きます。~


鬼宿の人は幼い頃から明るく純真です。

そしていくつになってもその子供っぽさ、純真さが抜けません。

あまりにも子供っぽいので「バカなんじゃないか?」と疑われ、親から心配されたりします。

確かに勉強は少し苦手な人が多いかもしれません。だけど心配する必要はないでしょう。それは鬼宿の人が感性を大切にし、何事もまず体を動かすことで成そうとする故なのです。

机上の勉強はあなたは苦手だし、実際に本を読んで身に付ける知識などあなたには必要ないかもしれません。他の人が追い付けない素晴らしいセンスと閃きを持っているので、知識に縛られることなく新しいアイディアを出して様々なジャンルの開拓者となることが出来ます。


何もないところから生み出す能力に長けているため、ビジネスでも新しい分野の開発が向いているかと思います。

勝負運が強く財運もあり、また頭領(トップリーダー)にも向いているとのことで起業家は最適ではないでしょうか。

何しろ日本初の株式会社を興した人がこの宿です。商売が上手なことは言うまでもありません。交渉事が得意のようですから貿易関係の事業は特に良いのでしょう。

芸能界やスポーツ関係も良さそうです。金銭的な幸運に恵まれることがあり、くじに当たったり株で大当たりする人もいます。


落ち着きがないところは要注意です。主義主張をころころと変えて付き合う相手も変えるため「節操がない」と思われ、時に深く恨まれます。

あなたの発想も斬新過ぎて理解されないことがあります。その斬新さを貫くと保守的な人々との軋轢を生みがちです。

また、いつまでも子供のように無邪気で自由なのは良いけれど、自由過ぎて社会生活をまともに送ることが出来ないようなら問題です。

男女とも恋愛では非常にもてますが、相手をとっかえひっかえするところがありこの点も要注意です。

自由奔放に生きられない人から見ればあなたの態度は時にうっとおしく感じられます。実際あなたの存在を「邪魔だ」と感じる人々もいます。この人々は足元をすくおうと虎視眈々と狙っているので気を付けたほうが良いでしょう。


人生の絶頂期に大きな災厄に見舞われる運を持っているようです。

親や身近な人たちがあなたの将来を心配するのも、決して杞憂ではありません。


今世をどう生きるべきか

来世のあなたの宿はまだ定まっていません。

今世の生き方によって来世も再び今と同じ宿になるか、それとも全く別の宿になるかが決まります。

来世を選ぶのは今世のあなた自身です。


鬼宿の人は、まず実際的な事務処理能力を持つ人をパートナーとして身近に置きましょう。

つい「めんどくさい」などといって実務や手続きを怠るので、秩序を大切にする人々から怨まれるのです。

現実的なことを申し上げると、特に国家とのお付き合いには注意してください。細かい手続きが面倒だからと甘く見ていると、国の場合、「有無を言わさず」処罰の手を降します。手続きなどバカバカしいなどとあなたが屁理屈を言っても一切無視されます。たとえば事業を起こす場合には必ず実務のパートナーの助言を聞き入れなければなりません。


そして家族、特に親の忠告には素直に耳を傾けること。

夢を追いかけて自由に突っ走るだけではなく、少しだけ現実を見る練習もしましょう。

それから健康にも注意してください。夢に夢中になるあまり健康管理を怠りがちです。

“太く短く”の生き方は、あなた自身はそれで良いと思っているかもしれないがもったいない。

あなたを失うことは社会の損失です。

性格を変える必要などありません。面倒なこと、苦手なことを周囲の者に任せれば良いだけです。

人の面倒を見ることばかりではなく、「人に助けてもらうこと」も覚えれば鬼に金棒です。


原典引用

『此の宿に生まれし人、相端正にして邪へきなく、学識も広く、妻妾睦まじく、心気あり。世情に明るく、財豊かにして、先んじて能く事を処す。人と親しみ貴人の愛を受く。病難ありて、ふと心配重なる事あり。』

出典「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」

秘伝 密教宿曜占星術 (エルブックスシリーズ)より再引用



注意書き

この占いは簡易版です。このページで表現した「前世」の内容は大まかなイメージですから、あなたの前世が完全にこの通りだと思い込み過ぎる必要はありません。ご自分の魂の軌跡について、もう少し詳しく知りたい方は「コラム」へ。


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吉野圭 -Yoshino Kei-

専業の占星術師ではありません。退行催眠で得た前世記憶をもとに、占星術で前世を照合する方法を調べています。詳しくは「このサイトについて」にて。著書は小説『我傍に立つ』『僕が見つけた前世』他 amazon出版中。